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赤ちゃんは出来るだけ母乳で育てる

赤ちゃんを育てるのに、何と言ってもママの母乳にかなうものはありません。最近は、ミルクも質のいいものが出ていますが、やはり母乳にははるかに及びません。母乳には、次のような利点があります。

栄養バランスも良く、消化に良い
赤ちゃんの発育に必要な栄養が、バランスよく含まれています。しかも消化がいいので、内臓に負担をかけません。

病気に対する免疫が含まれている
母乳の中には、はしかやポリオなどの免疫がたくさん含まれています。特にはじめのうちに出る濃くて黄色い初乳にたくさんふくまれているので、初乳は大事にしたいものです。

アレルギーを起こしにくい
粉ミルクは牛乳を原料にしているので、人間にとっては異種たんぱくです。この異種たんぱくは、アレルギー体質の素地を作ることがあります。しかし、母乳は人間の作ったものですから、その心配はありません。

咀しゃく力が強くなる
母乳を吸うことで、さまざまな筋肉が発達し、咀しゃく力の強い子になります。あごの発達は脳にも良い影響を与えます。

病気にかかりにくく、死亡率も低い
世界的に見ても、母乳栄養児は病気にかかる率が低く、死亡率も低い傾向にあります。

子宮の収縮が早まる
母乳を吸われることによって、子宮の収縮が早まります。

スキンシップで精神安定
授乳を通して、母性本能が刺激され、肌と肌を触れ合わすことによって精神が安定します。

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